千葉市中央区みねピアノ教室の峰聖美ですฅ^•ﻌ•^ฅ
最近よく
生徒さん・親御さんに
お話ししていることなのですが
ピアノにはざっくり
算数と国語の要素があると思っております🎹
例えば
一口に「譜読み」と言っても
・音符の名前や意味が理解出来ている
・各リズムをどんな風に弾くのか分かっている
・楽譜のゼクエンツ（同じ所）探しが出来る
・楽譜をパッと見て何調か分かる
・楽典（楽譜を読むための知識）の問題が解けて、譜読みにも応用出来る
・楽譜には書かれていない（省略されている）暗黙のルールを知っている
など
算数の問題のように
公式を覚えて問題を解くような要素と
ただ楽譜通りに弾くだけでは
表情がなくてお経のようになってしまうので
「あめがふってきた」という文章を
・雨が降ってきた
・飴が降ってきた
・あ、目が降ってきた
という様に
どういう風に表情をつけたいのか
自分で選んで、音色をつけて、表現出来る
つまり、その曲に合った
タッチ・身体の使い方・調（音色のキャラクター）を
・たくさん知っている
・経験している
・自分のものにしている
など
国語（や美術）のような側面を
同時進行でやる必要があります。
私のお教室では
ピアノを始めたばかりの生徒さん達に
5冊の楽譜をご用意していただいて
スタートしてもらっておりますが
同じ音楽・ピアノというジャンルでありながら
科目の違う5冊の教科書（楽譜）を使って
ピアノを演奏するために必要な
色んな能力を総合的に伸ばす
ということを大切にしております✧
そんな5冊の楽譜を終えて
ある程度、基礎の地盤が固まってきた頃に
スタートする
スケール・カデンツ・アルペジオを練習しつつ
24調（各調の持つ響き）のキャラクターを知っていくための楽譜を
絶賛頑張っている生徒のYちゃん（小5）
スケール・カデンツ・アルペジオは
ピアノを弾く人にとって
指と耳をつくる
めちゃめちゃ重要な基礎練習で
ピアノの先生やプロの演奏者の方も
準備運動のために
小さい頃からずっと継続して
練習するくらい大切なものです✧
スケール・カデンツ・アルペジオが弾けると
指が速く動くようになって
難しい曲を
キレイな音で弾けるようになります🎹✧
そして
ハ長調やハ短調など、全24調を
お耳・指で理解できてくると
曲のキャラクター・ピース（曲の性格）を
感じ取れるようになるので
その曲に合った表現や解釈を
自分で想像出来るようになってきます🎹✧
更に
楽典的な知識を頭に入れておくと
ピアノが楽に感じられるようになります✧
例えば
・それぞれの調号（♯や♭が何個つくのか）が分かる
・そもそも「ハ長調」や「イ短調」がどういう意味なのか答えられる
・自分で同じ調号の長調と短調を作れる
・それぞれの調の関係性（家族構成みたいなもの）が分かっている
・どこで転調してる（曲の途中で調性が変わる）のかが分かる
など、頭で24調を理解できていると
楽譜を模様のように見ることが出来て
譜読みのスピードもアップします🎹✧
ここに至るまでに
生徒さん達は
色んな基礎・テクニック・知識を学びます。
私は
少し慣れてきた生徒さんに
「〇〇ちゃん・〇〇くんだったら
ここが上手に弾けるようになるには
どんな練習をすると良いと思う？」
と、よく質問するのですが
どの生徒さんも
割とスラスラ
自分の意見を答えてくれます😊
これは多分
峰先生とのレッスンで
練習のパターンの引き出しが
増えているからなんじゃないかと思うのです。
他にも
その曲に合った
音や表現をしたい時には
「ワザと良くない弾き方で弾いてみて〜！」
「次は素敵なタッチで弾いてみて〜！」
とレッスンするのですが
生徒さんは全員バッチリ
お指を俳優さんにして表現出来ます😊
指と耳が育ってきたなぁと
嬉しくなる瞬間です💖
Yちゃん・Yちゃんのお母様に
ご快諾いただきましたので
小3と
小4の
Yちゃんの演奏動画を
ご覧になっていただくと
総合的に基礎を伸ばしてきた
Yちゃんの成長を
感じていただけるかと思います🎹✧
基礎を身につけていく過程
というのは
お花に例えると
種を蒔いて
お水や肥料をあげて
芽が出て
だんだん伸びていく
そんなイメージだと思っております🌱
スケール・カデンツ・アルペジオに入って
以前より速く指を動かせるようになりつつ
それぞれの調の響きを
理解して・楽しみはじめたYちゃんを見て
お花が開いていくような
そんな感動を覚える日々です🥰🌸
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